2006年10月31日

% さむらい %

ちょっと昔息子に突然「サムライは、なんで”サムライ”っていうの?」と聞かれました。続きを読む
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2006年09月09日

% 肝いり %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第19弾

随分昔の新聞の記事ですが、”・・・ 東京大学の肝いりで産学共同の ・・・”なんてのがありました。「肝いり」って、聞いたことあるけど、なじみの無い言葉ですよね。

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2006年09月02日

% ニベ %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第18弾

漢字では、””偏に”免”と書くんですが(表示出来ないのでカタカナ表記)、別に寿司屋の湯のみの柄からって話題(いろんな魚の名前のお話)ではありません。
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2006年07月17日

% サカナ %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第17弾

突然ですが”サケのサカナ”って言いますよね。”サケ”はもちろん“酒”ですが、”サカナ”ってどう書きます?(酒飲みの話と切り捨てないで少しお付き合い下さい)
”サカナ”だからやっぱり”魚”? ”酒菜”っていうのも見たことありますよね。ここでいう”サカナ”は、”=つまみ”というような意味だと思うんですが、前者はつまみとして魚介類の料理を食べる時、後者は野菜・山菜料理などを食べる時に使うんでしょうか?ところで”サカナ”というと”肴”という漢字もありますよね。今回は、この”肴”についてのお話です。

広辞苑で”肴”は、魚や酒菜と同じ項目に書かれていて

 酒を飲むときに添えて食う物

となっていました。そのままですね・・・。そこでもう少し漢語林でも調べてみました。”肴”の元の意味は

 煮、または焼いた、獣・鳥・魚の骨付きのままの肉。転じて広く、穀物以外の副食物。おかず。さい。つけもの。酢漬けの野菜。

とのことで、まずは”お酒”とは関係無いようです。派生して、前述の酒の添え物の意味と”酒席で興をそえる歌舞など”という意味もありました。演劇なども”肴”になりうるということですね。”肴”の解字を見ると、肉を表す”月”に”まじえる(交に通じる)”が乗っかっていて、いろいろな肉をまじえることから、ごちそうの意味になったようです。

余談ですが、こんなお話も有ります。「肴核」
漢語林の肴の項にあった言葉で、”コウカク”と読みます。やはり”酒のサカナ”の意味で、”肴”がけものや魚の肉、”核”はくだものをさしているそうです。
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2006年06月04日

% 云云 %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第16弾

今回は繰り返しことばです。タイトルの”云云”はどう読むかご存知ですか?これは”うんぬん”と読みます。具体的に色々有る内容を、省略して話す時に使う言葉です。
この言葉、同じ漢字を連ねているのに、読みは何故か”うん”と”ぬん”です。”くりかえし”で濁点が付くなどは有りますが、これはちょっと違いますね。自分で”うんうん”と言ってみて、「1回目の”ん”の後で、舌が口蓋にくっついているために、2回目の”うん”が、”ぬん”になるんだな」と、一人で納得していますが、それで良いのでしょうか・・?(辞書では、”連声”となってましたが・・)言葉の意味は

引用した文を途中で切り、以下を省略する時に用いる「という」「ということである」の意で、引用の文または句の下に付けて文を終わる

だそうで、同義語は「しかじか」「これこれ」。これも”くりかえし”ですね。

”云”自体は、”ものをいう”の”いう”という意味ですが、他に

 くも。雲の古字。

という意味がありました。象形文字で、雲が立ち上る形にかたどって、雲の意味を表しているそうです。でも、”いう”と”雲”ってどういう関係があるんでしょうか?どなたかご存知ですか?
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2006年05月07日

% 各位 %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第15弾

複数を表す宛名にくっついているアレです。最近、会社内の文書も多くがE-mailで送られるので、会議の召集レポートなんかもメールで届きます。そんなメールで最近よくみかけるんですが、”各位”の後ろに”殿”を付ける人がいるんです。”各位”って”皆様”とか”皆様方”ていう意味だから、これ以上敬称をつける必要ありませんよね??! それとも、敬称の重ね使いルールなんて日本語にありましたっけ?メールで見かけるたびに違和感をおぼえている私です。

違和感を感じている私は、”××各位”でレポートなどを発信するわけですが、”××各位殿”と書いている人には、”失礼なやっちゃな”とか思われているんじゃないかと考えると、ちょっとやな感じですね。
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2006年05月03日

% 多生の縁 %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第14弾

『袖振り合うも・・・』ってよく?!いいますね。私、この場合の”タショウ”っていうのを、”多少”だと思っておりました。またまた無知をさらけ出しながらではありますが、かるぅ〜くまいりましょう。

 ほんのちょっとした縁

なのかなと思っていたので、上記のように”多少”かなと思っていたのですが、そんな安直な意味ではなく、表記もタイトルのとおり、”多生”若しくは”他生”と書くそうです。この”多生”とは、少々仏教的な匂いのする言葉で、

 何度も生をかえてこの世に生まれ出ること。

ということのようです。ですから、タイトルの”多生の縁”というのは、

 生まれ出る前からの多くの生を経る間に結ばれた因縁

なんていう意味らしい。輪廻転生する間に身に付く他の魂との結び付きなんですね。何度も生まれているとすれば、各生のなかで、どんどん縁のある人が増えますから、この世においても、全く縁の無い人は居ないのかも知れません。
ただ、途中で悪い生を送ったことがあるとすると、長い間には、餓鬼・畜生とも縁を結んでいたりするかも知れません。できれば、天人の方と縁を持ちたいものですが、前世までに、そんな良い生を送った気がしないのは、今がつらいせいですかね?!

因みに”他生”というのは、前世と来世を表し、それに対して今生きているこの世は文字どおり”今生”となります。

私は、”今生の別れ”よりも”多生の縁”を、この世でも沢山結びたいと思いますが皆さんは、いかがですか?
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2006年04月27日

% 人間関係 %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第13弾

ある本を読んでいて見かけたんですが、この言葉、本来の日本語にあったわけではなく、英語のhuman relations を直訳したものだそうです。
(アメリカから日本に持ち込まれた時期は、昭和30年代だとか・・・。)
そう言われて見ると、現代ドラマで”人間関係”と使っても違和感がありませんが、もし時代劇の中で聞いたら、ちょっと変な気がしますよね。日本では、この”人間関係”のことを昔から”仲”と表現して来たようです。夫婦の仲、親子の仲、友達の仲、師弟の仲 etc.
合理主義の国の言葉を直訳した”人間関係”よりも、和を重んじる国の”仲”の方が身になじむ気がするのは、日本人だからでしょうか?(考え過ぎ??)
でも今の世の中、うまく生きていくためには、合理主義の国から伝来の”人間関係”を、ちゃんと組み立てていかなくてはならない部分が、多々あるように感じます。”仲”良くすることよりも、この”人間関係”の構築には、種々のテクニックが必要になりそうです。私としては、”人間関係”といいながら、なぜか機械的な臭いのするこのようなテクニックは、極めて苦手なんですが、皆さんはいかがですか?
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2006年04月15日

% 汲汲 %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第12弾

意外でした。(単に私の思い込みなんですが・・)”お金儲けにキュウキュウとしている”なんて言うと思いますが、この「キュウキュウ」、表題のとおり「汲汲」と書くんですね。ことばのイメージから窮屈な感じがあったので、私の思い込みとしては「窮々」だったんですが、辞書にはありませんでした。広辞苑を見ると「汲汲」の意味は、

 一つの事にとらわれて、ゆとりなくそれだけにつとめるさま。
 あくせく働きつとめること

だそうです。貧乏暇無しの私にとっては、身につまされることばなんですが、漢字までは良くわかってなかったわけですね。でもこの字、”水を汲む”の「汲」ですよネ。漢語林で調べてみました。

 水をくむ、引き入れる、引き上げる、みちびく

という意味の他に、最後の方に

 いそがしい、せわしい、はげむ

なんてのが、ありました。やはりそれなりの意味を持っているんですね。水は人間にとって必要不可欠なもの。水道の無かった昔は、”水を汲む”こと自体、一つの仕事、それもとても大変な仕事だった、ということでしょうか?
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2006年04月05日

% 呆気 %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第11弾

”呆気”の文字を見て、居酒屋のつまみをイメージした人いませんか?”ホッケ!!””阿呆(アホウ)”の”呆”ですが、これは”ホッケ”ではなく”アッケ”です。
(そんな間違いする人はいないって? 失礼しました。)
”呆気に取られる”などと使うこの言葉が、今回のテーマです。皆さん、この言葉どんな意味だか、ご存知ですか?阿呆の気持ち....ではありません。広辞苑には

 驚きあきれた状態

となっていました。気分では無く状態を表す言葉なんですね。(結構難しい・・・)

私達は、期待はずれの時や、手応え・張り合いが無い時などに、”呆気無い”なんて言いますが、そうすると私達の期待しているのは、その”驚きあきれた状態”ということになりますね。
”呆”の字の使われ方から、なんと無くマイナスイメージを抱いてしまいがちですが
(あッ これって私だけでしょうか?)
期待の対象になる訳だから、マイナスだけって事は無いですよね。よく考えてみるとすばらしい物(事)を見聞きした時にも、言葉にできず呆然としてしまうことって、ありますネ。プラス・マイナス関係なく、意外な状態と考えた方が良さそうです。

意味を持っているのは”呆”の字。これについても少し調べてみました。
人偏を付けると”保”。これに通じる意味も持っているようです。また、”おろか”という意味もありました。これが、私の持っていたマイナスイメージにつながっていたと思われます。そして、”あきれる”これが”呆気”の意味につながってますネ。

また、解字を見ると、少々意外な内容が・・・
”呆”の文字は、象形文字で、”おむつで包まれた幼児”を表しているそうです。転じて”ものの本体が包まれていて、はっきりしない”ことを意味するとか。

人はよく、歳を取って子供に帰ると言いますが、老人の呆けはまさに幼児に帰ることにつながります。うとましがるのではなく、子供に接するような気持ちで受け止めるべきことなんですが、ついつい”いい大人が”的な感覚が先に立ってしまいますね。人間の気持ちは難しい・・・。方向が変わりそうなのでこのへんで......。
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2006年03月23日

% 贔屓 %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第十弾

このことば、何て読むかわかります?(ご存知の方は”何をしょうも無いことを”と思われるでしょうが・・・。)”ひいき”と読むんですね。実はこのブログのタイトル部説明文にも使っているんですが、音では良く聞いていても、漢字にお目かかることはなかなかないですよね。
”あの先生、○○君を贔屓しているよね!!”なんて時に使いますが、なんで、こんな漢字なんですかね?貝はその昔、貨幣の代わりに使われていたとも言いますから、価値を集めることと、何か関係があるのでしょうか。”屓”について漢語林で調べてみました。意味は、

 ”力を出すさま。つとめるさま。また、力のあるさま”

だそうです。解字を見ると(中の貝は贔と同じ意味になっているようです。)

 ”会意。尸+貝(贔)。尸は人体の象形。贔は財貨が多い様を表す。財貨をかかえこんでしまったさまから、気力をふるい起すの意味を表す。”

となっています。”力むときに出す声の擬声語”なんて言うのもありました。”屓”は、財貨をかかえ込んだ人だったんですね。これを見ても”贔屓”は、自然に出てくる人間の行動と言うより、”力んで”・無理やりという印象がありますね。
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2006年03月09日

% 莫迦 %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第九弾

この文字、”バカ”と読みます。よく使う言葉で”馬鹿”と同じ意味です。(広辞苑では、漢字が併記されています。)極々日常的に使われるこの”バカ”ということばですが、皆さんどんな時に使っています? 今回は、単純なもので軽くまいります...。

意味としては、だいたいご存知のとおり

 −おろかなこと。また、その人。愚。愚人。あほう。

と広辞苑にあります。他にも

 −取るに足りないつまらないこと。無益なこと。また、とんでもないこと

なんていうのもあります。確かにそんな意味でも使いますよね。

語源は、痴の意味の梵語"慕何"や、無知の意味の梵語"摩訶羅"で、”馬鹿”は音に対する当て字だとか。馬や鹿にとっては、迷惑な話しのように思いますが、下記の故事に因んでいるとも...

 昔、秦の国の趙高と言う人が、鹿を二世皇帝に献上した時に、これを馬であると言ってがんばりとおした。               [史記、秦始皇紀]

”馬鹿な話し”ってやつですネ。

因みに、言葉の意味として”馬鹿貝の略”っていうのもありました。でも、どうしてあの貝は”馬鹿貝”なんでしょう? どなたかご存知ですか?
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2006年02月19日

% 御中 %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第八弾

「御中」と聞くと” want you 俺の肩を〜 抱きしめてくれ...”ッと南佳孝の曲が頭をかすめる私ですが・・・。それはさて置き、今回は個人宛でない手紙の宛名にくっつくあれの話しです。
突然ですが、これってハガキでも良いんですかね?「中」の文字があるせいか、”お知らせするものは中に入ってますよ”っていうふうに感じてしまうんですが・・・。ハガキは裏をみればおしまいですよネ?! 広辞苑を見ても

 個人あてでない郵便物を出す時、そのあて名の下に添える語。

としか出ていません。(ハガキも郵便物の一種だしな〜??)どなたか、正式な用法やその背景等ご存知でしたら、教えていただけませんか?

ところで、「御中」などの語は、「脇付」というらしいですね。

 書状の宛名の左下に書き添えて敬意を表す語

だそうです。(真下じゃなく、左下に付けるんですね・・・知らなかった。)他に「侍史」とか「机下」なんてのがあるらしいです。因みに「侍史」は、”貴人の傍らに侍する書き役”のことだそうで、”直接相手に差し出すことをはばかる”という意味で謙遜の意を表し、「机下」は、”相手の机の下まで差し出す”という意味で敬意を表するんだそうです。

余談ですが、同じ広辞苑で調べたのに、「御中」の項では”あて名”となっていましたが、「脇付」の項では”宛名”となっていました。なにか意味があるんでしょうか・・・?(岩波に聞くべきかな??)
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2006年01月07日

% 素面 %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第七弾

年末年始は、お酒を飲む機会も多くなります。ずっと素面で過ごせた方っていうのは少ないんじゃないでしょうか? 今回はそんな”しらふ”のお話。
そんなに強く無いくせに、酒類に対する好奇心と場の雰囲気は好きなもので..。お酒好きでない方も、ちょっとお付き合い下さい。
”しらふ”の意味は

 酒を飲んでいない、平常の状態・態度

とのことで、そのまんまですね。酔っていないから、赤くも無い”素(ス)”の”面”ということで、とてもイメージし易いと思います。
でも何故”素”なのに”シラ.”なんでしょう?そう言えば”素人”も”シロウト”ですね。”しらふ”の項にも、漢字として”素面”の他に”白面”が併記してありました。”素”と”白”の関係。イメージとして判るような、はっきりしないような、微妙なところです。そこで、”素”についてちょっと調べてみました。”素”の解字を見ると..

形声。糸+昔(セキ:本当はもっと複雑な字、表示できないので略字でご勘弁を..) 音符の昔(セキ)は初に通じ、はじめの意味。まゆからつむぎだしたばかりの、もと の白い糸の意味から、もと・しろいとの意味を表す。
 *素の上の”主”は、セキという字が省略されたものだとか...

ということらしいです。由来は”まゆ”にあったんですね。そして”素”と”白”はやはりつながっていたと言うことです。
お酒の場合、酔っているかどうかは、やはり顔から判断するのが一番わかり易いですから、その影響を受ける前の”元の面”ということで、”素面”だったんですネ。”素人”もそういうことなら、判る気がします。いかがですか?
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2005年12月23日

% 五臓六腑 %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第六弾

今回は、お酒をかっとあおって、杯を持った手はそのまま、目を瞑って顔はやや斜め下に向けながら、”くぅ〜〜ッ”とかなんとか言った後に、顔を正面に向け、目をあけてから言う”****にしみ渡るねェ〜”の「五臓六腑」です。

ところで、この「五臓六腑」ってどこなんでしょう?飲んだお酒がしみるんですから体の中なのは間違いありませんが..。私、これを疑問に思う度に辞書で調べてみては、”ふゥ〜ん”と唸るだけで、次にはまた細かい事忘れているという繰り返しなんですが、そろそろ整理の意味も含めて、もう一度調べてみました。漢方で使う言葉で

 五臓:心,肝,脾,肺,腎

 六腑:大腸,小腸,胆,胃,三焦,膀胱

だそうです。なんとなく、五臓=循環器系,六腑=消化器系って感じでしょうか?これで少しは記憶に残り易くなったかな?
でも、私には”五臓の中の脾”と”六腑の中の三焦”の機能が、馴染み薄いものなので、これも少しだけ...

 脾臓:胃の左後にある。暗赤色、球形で重さ約百グラム。内部は海綿状の血管腔(赤脾髄)とリンパ組織(白脾髄)とから成る。血球の生成、老廃した血球の破壊、血中の異物や細菌の捕捉、循環血液量の調節などの機能を持つ。

 三焦:上中下に分れ、消化吸収及び大小便の排泄をつかさどる。もともと無形有用のものとされ、「黄帝内経霊枢」に「上焦如霧、中焦如薀、下焦如漬」といい、また上焦は胸中に、中焦は腹部で臍の上に、下焦は臍の下に位するという。

三焦は、六腑の一つですが、形は無いようですね。他は西洋医学とあまり変わり無いように感じますが、この三焦あたりが、いかにも漢方らしいと思いませんか?

おまけついでに、もう一つ。よく”五体満足”って言いますが、これってどこのことかご存知ですか?全身を表すのはだいたい判りますが...広辞苑には、

 −筋・脈・肉・骨・毛皮
 −頭・両手・両足
 −頭・頸・胸・手・足

などが、ありました。いろいろですネ。後の二つは外見的な分け方ですが、最初のはちょっと解剖学的とでも言うんでしょうか?

ちなみに、書体の五体もあって、これは、

 篆・隷・真・行・草

だそうです。蛇足でした。
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2005年11月30日

% athlete's foot %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第五弾 今回は横文字でちょっと脱線です。

タイトルの言葉ご存知ですか? 旺文社の(←これは別に関係無い)英和中辞典を見ていて、たまたま見つけました。お隣には、”athlete's heart"というのがあって、意味は「スポーツ心臓」でした。
その線で行くと”athlete's foot”は直訳で”競技者の足”。筋肉質で引き締まって、さぞかしカッコイイ意味だろうと思いますよね?! 想像を膨らませながら意味を見ると、なんと!!

  「(足の)水むし」

なんだそうです。たしかに、スポーツする人は汗をたくさんかくし、蒸れやすいのはわかりますが・・・・。
これってちょっと、第一印象とギャップの大きな言葉じゃありませんか?! 単に私が無知なだけでしょうか??
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2005年11月01日

% 甲斐 %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第四弾

皆さん生き甲斐感じながら暮らしています?”この甲斐性なし”なんて言われてませんよね?!(笑)
その昔♪ヒーロー..とか♪アンナァ〜 なんて歌っていたのは甲斐バンド。(チョット古いし、コレは関係ないかも知れません;;)それから、某就職斡旋雑誌のCMで一世風靡したのは、背中に尖がったやり甲斐(貝)ちょっとしつこいですね?! 今回のテーマは、その”甲斐”です。

”やり甲斐”なんて言葉はよく使いますが、”甲斐”って、イメージではこんなんかな?と思う事はあっても、考えて見ると正式な意味を知りません。そこで調べてみました。広辞苑には

 行動の結果としての効果、ききめ。また、してみるだけの値打ち

となっていました。ということは、やり甲斐感じて動くというのは、やって効果があるからやる、ききめが見えるからやる、ということでしょうか?だれも好んで無駄骨をおりたくは無いですからね。ものごとを行う時に事前に予測できる効果がやり甲斐ということのようです。
そう考えると、”甲斐”というのは、怠けてボーッと待っているだけの人には、訪れないことになりますね。予測するには、それなりの情報収集と検討が必要ですし、あくまで行動の結果ですから、いろいろと良質の行動をとれるスキルも無くてはいけません。その物事に出会う運というのも重要ですが、”努力無くして甲斐は得られず”と言えそうです。
ですから、やっても見ないで”やり甲斐無いから、この仕事やらない!”なんていうのは、まさに本末転倒ってわけですね。

ところで、こんな意味と”甲斐”の文字ってつながります? 参考に”甲”と”斐”の漢字の意味も、少しだけ確認してみましょうか.....?!
”甲”は、十干の第一位”きのと”を表したり、”甲・乙・丙・丁”の最初にある等ものごとの”一番目”の意味を持っていて、かたや”斐”は、”非”が「かざり」、”文”が「もよう」で、ものを良く・美しく装飾する付属物を表すようです。甲斐とは、”一番の装飾物”とでも言えるんでしょうか?!
本体を自分とすると、行動の結果身についてくるもの、富や名声だけでなく、技能・スキルの向上分や周囲の人達からの信頼なども、甲斐の一つと言えそうですね。

我が身のことばかり考えて、他人にとっての”やり害”にならないよう注意することも、必要かも知れません。
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2005年10月16日

% 仄仄 %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第三弾

同じ語を繰り返すことばって、いろいろありますね。ところで、これってなんて読むと思います・・・・?「ほのぼの」らしいです。最近はやりの癒し系?!のことばです。
実はこれ、辞書を開いていて偶然に見つけました。
ある雑誌の記事で「仄めかす」っていうのを見かけて、”これってホノめかす”かなっと調べた時(それは幸運?にもあたっていましたが)すぐ近くにあって、目に飛び込んできました。「ホノめかす」と「ホノボノ」の「ホノ」は、同じ字だったんですね。ここで取り敢えず意味を

「仄めかす」
 ほのめくようにする。それとなく見せる。またそれとなく言う。におわす。

「仄仄」
 かすか。ほんのり。ほのかに明るいさま。ほんのりと心暖まるさま。

だそうです。微妙な感じを持った、いかにも日本語らしいことばですね。「仄」自体の意味は、

 ほのか。かすか。

他に

 かたむく。いやしい。せまい。

なんてのもありました。
解字を見ると、”がんだれ”は”がけ”の意味を持っていて、人が危険ながけで身を斜めによせる、傾けることを表しているようです。崖から落ちたくなくて、空中よりは崖側に身を寄せたくなりますが、体を傾け過ぎると、足を滑らせてしまいそうで、いかにも微妙ですね。
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2005年10月02日

% 一環 %

劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第二弾

今回のテーマは「〜の一環として〜を行う」などど使われることばです。
似たことばに”一部”,”一端”などがありますね。いずれも”全体の中の一部”という意味なんですが、”一環”から”一部分”ってイメージしにくくありませんか?
”環”って輪の意味だから、どちらかというと”全体”という感じが、私にはあったんですが・・??!まあ、他に何かと関連があるとか、つながりがあるなんてイメージもありますかね。こんな私の違和感を解消してくれる説明が、広辞苑にありました

 @鎖などの一つの輪
 A全体としてのつながりを持つものの一部分

全体とは、一つの輪ではなく、輪をたくさん持つ”鎖”だったんですね。う〜〜ん 納得!!(一人自己満足)

納得ついでに、”環”という漢字の意味を、もう少しだけ・・・。”環”というのは穴の開いた玉器”璧”の一種の意味も持っているようです。”璧”が、穴の径が周辺の幅より小さいものであるのに対して、”環”は、穴の径が周辺の幅と等しいものだそうです。
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2005年09月29日

% 細工は流流 %

まずは、劇団サイトからの転載(ちょっと修正) 第一弾

雑誌の活字で「細工は流流」というのを見て、”流流ってなんだっけ??”という疑問が頭をもたげてきました。(単に不勉強なだけという話もありますが?!)
耳では聞き流していても、活字で見るとけっこうひっかかる言葉ってあるもんです。
「細工は流流(りゅうりゅう)、仕上げを御覧(ごろう)じろ」ですよね。ついこの前まで、このことばの意味を”準備万端整っているから、(安心して)結果をみてごらん”と言うような意味と思っていました。
ところが、違うんですよね。ちょっと、調べてみました。(広辞苑 第四版)

 細工の仕方は色々あるが、工夫を十分こらしているからいるから、結果をみてから 批判してくれの意

となっていました。最初の部分が、私の思いこみと違っていたわけです。そこで本題の「流流」ですが

 それぞれ違った流派や流儀があること、いろいろな仕方・方法があること

なんですって。”流派”と”流儀”で「流流」だったんですね。”道は一つではない、自分を信じてがんばろう”という、くじけないための教訓として心にとめておきたいと思います。
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